
新婚生活?
第8章 疲れ→ヤる気
「ふぅ~。」
今日も定時ちょっと過ぎに、仕事を終えて、
帰る。
「おさきでーす。」
「ちょっと待てや(笑)」
小声で、そう言って私の手を引っ張った。
「あれ、和也、まさかの残業?」
「そのまさかでございますな。」
これじゃあ、
「…帰れない、ね、私。」
まだ、車を操れません。
早く免許、、、って何回思ったことか。
「まだ、電車あるから。先帰って飯作っといてよ。」
「うん。分かった。」
「ほい、じゃあね。」
マフラーで隠して、
頬にキスした君は、
「あ、部長もう帰っちゃった…Σ(´д`)」
私の顔が紅くなってることに、
多分、気づいてない。
