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縄と君と手枷と僕と…

第4章 舐める女



「あちらのお客さんと

奥のシートに移って

お話したいけど良いかしら?」

彼女の問い掛けに対して

マスターは返事をする代わりに

静かに目を閉じ小さく頷いた…


僕はマスターの

これがバーテンダーの見本である!

と言わんばかりの見事な返し方に

素直に感心した

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