
☆短☆編☆集☆!!
第4章 不良少年×家庭教師
あーー
学校行くのめんどー
何で学校なんてもんが存在すンのかな
っか行ったところで誰一人知ってるヤツいねーし。
俺は入学してから3回くらいしか学校に行ってない。
そんで俺は今2年。
クラスが何処かもわっかんねーし。
っか付いたし!
適当に授業受けて、さっさと帰るか。
俺は校門をくぐり校内に入った。
「俺の靴箱何処だよ」
クラスが分からないため、1クラスごとに順番に見てった。
「おっ、あった。
三組か」
クラスが4クラスまでしかないため、見つけるのにそう時間わかからなかった。
俺は上履きに変えて自分のクラスに向かった。
んー、
さっきから周りの目線が痛いわ。
ザワザワ
「あんな子うちに居たっけ?」
「転校生じゃない?てか結構カッコいくない!」
「そう?何か怖い!
いかにも不良って感じ!
遊んでそー」
女子達がそんなような話をしながらジロジロと見てくる。
全部聞こえてるッつうの
つか人のことジロジロ見んなし。
俺は鬱陶しくてそいつらに向かって睨んだ。
すると睨まれた女子達は怯え、直ぐにどっか行った。
「あれ?
幸村か?」
その時俺に声をかけてきたのは、俺が1年のとき担任だった上田修司(うえだ しゅうじ)先生だった。
「あー、ども」
「久し振りだな
全然来ないから心配したよ」
「はぁ、サボり過ぎて父さんすげぇ機嫌悪くてめんどーだったんで」
「そっかー(笑)
まぁ、学校も結構楽しいぜ!
ちなみにお前の担任また俺だ!これからもちゃんとこいよ」
あーーめんどくせぇ
