
切ない関係
第10章 歪んだ俺。
にのあい HAPPY END
「「ピンポーン」」
もうすぐ雅紀の唇に触れる所でインターホンが鳴った。
雅紀はハッとして俺の胸を押す。
「翔ちゃん……待ってよ、、、」
「なんで?好きだって言ったじゃん。」
「「ピンポーン、翔さーん」」
もう一度インターホンんが鳴ると同時に声がした。
「な、んで……ニノが…」
「あぁ、言ってなかったっけ?ニノも呼んだんだ。」
どこまでも最低な俺。
俺を好いて欲しい気持ちとは裏腹に、俺の事めちゃくちゃに嫌いになって欲しい気持ちもある。
そうすれば、諦めが付く。もう苦しまなくてすむんだ。
それでも、期待してしまう自分がいやで嫌でしょうがない。
「開いてる…入っていいかな?…ガチャッ」
ニノが、扉を開けて入ってくる。
雅紀を壁に押し付けている姿を目にしたニノは一瞬で表情が変わった。
「何、してるの?」
靴を脱ぎ、こっちに歩きながら怒りを露わにしている。
「これは、違う…」
「見て分かんない?」
雅紀の声を遮るように、ニノに話しかける。
「そうだね。じゃあ、質問を変えるよ…何でそんなに悲しい顔してるの?」
「「ピンポーン」」
もうすぐ雅紀の唇に触れる所でインターホンが鳴った。
雅紀はハッとして俺の胸を押す。
「翔ちゃん……待ってよ、、、」
「なんで?好きだって言ったじゃん。」
「「ピンポーン、翔さーん」」
もう一度インターホンんが鳴ると同時に声がした。
「な、んで……ニノが…」
「あぁ、言ってなかったっけ?ニノも呼んだんだ。」
どこまでも最低な俺。
俺を好いて欲しい気持ちとは裏腹に、俺の事めちゃくちゃに嫌いになって欲しい気持ちもある。
そうすれば、諦めが付く。もう苦しまなくてすむんだ。
それでも、期待してしまう自分がいやで嫌でしょうがない。
「開いてる…入っていいかな?…ガチャッ」
ニノが、扉を開けて入ってくる。
雅紀を壁に押し付けている姿を目にしたニノは一瞬で表情が変わった。
「何、してるの?」
靴を脱ぎ、こっちに歩きながら怒りを露わにしている。
「これは、違う…」
「見て分かんない?」
雅紀の声を遮るように、ニノに話しかける。
「そうだね。じゃあ、質問を変えるよ…何でそんなに悲しい顔してるの?」
