
月夜の下で…
第3章 ~ 愛しい人 ~
その一途な眼差しに胸が高鳴り、目が離せられなくなってしまった―――……
「あっ‥‥楼っ…ダメっ …!!」
楼のアパート…
激しくきしむベッドの上で、乱れ喘ぐみちる…
「みちる…愛してるっ! …壊したいくらい」
「あぁっ!!…楼っ‥‥ ふっ‥‥」
激しさを増す腰の動き…熱い吐息が混じり合い、唇が重ねられた――――
「んっ‥‥あっ…!」
激しすぎて
本当に壊れちゃうかも ‥‥!
楼の‥体‥声‥‥
全部に体が反応して― ――‥‥
悲鳴のような喘ぎ声が響き渡り‥楼の体力が尽きるまで、互いに激しく求め合った―――……
