
腹黒彼氏とお人好し彼女。
第4章 **第四章▽
声をした方を振り向くと
「…なんで…ここにいるの?…」
「なんでって笑
決まってるじゃん?ねぇ?
それとも本当に…わ か ん な い の?」
…身震いがする。
怖い。怖い。
なんで?そこまでして私に復讐がしたかったわけ?
「れな…」
「なぁに?」
「許して。。。」
「ぷっ…あっ
はっはははははははは!
…あは。
本当に言ってる?それ冗談?ねぇ?」
「本気だよ。」
「…クスクス
ひなのも、ほんと馬鹿。
…許す
わけが
ないじゃない?」
ビクッ…
「クス…
死んで?お願いだから。
死になさいよ。颯を頂戴。」「いや。」
「もうつまんないな。
…新田先輩。もういいやこいつ。
やっちゃって。」
その途端
後頭部に激痛が走り
目の前が真っ暗になった。
