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寝取られ漂流記

第4章 16歳秋

「今度の日曜日ならいいってさ」
「ほんと?良かったぁ」


電話を切った俊哉からの知らせにホッとする。


「茜は友達思いだね」
「そうかな?」
「そうだよ。ほら、メールで教えてあげなよ。細かい事はまだ決まってないけどデート出来るのは決まりだからさ」
「分かった」


あたしはポケットから携帯を取り出すと由井にメールを打った。


でもこれで今週末は俊哉と出来ないのかぁ。


ってあたしなに考えてるんだろ///


「ん?茜どうした?」
「な、なんでもない。なんでもないよ」


あたしは自分の中と一緒に俊哉に誤魔化した。

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