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わすれない

第1章 出会い

男たちの群がる手は容赦なく私の体を撫で回す。

胸や腰をつかまれ、乳首をこねくり回し痛いほどにつまみ上げる。私の手を股間に持っていきモノを掴まされる。



―――キモチワルイッ!!!



必死で抵抗するも、上から男の手で握らされる。手に生暖かさが伝わる。



―――誰か…たすけてっ!!!



声に出ず、涙をためながら首を振る。そのとき一人が股に手をかけた。



「いやぁ…! やめて…
おねがぃ…そこだけはっ!!!ひっ…!!!」



茶髪の男は指でワレメをなぞる。


それが気持ち悪く、吐き気すらでてきた。



「なんだよ、全然濡れてねーじゃん。」


なぞるように動かしていた指は中がよく見えるようにワレメを開いたり閉じたりしていた。



「なぁーこいつ、喘ぎもしねーし もしかして処女なんじゃね♪♪」


「おっ マジ?! いいね~♪最初の相手はイケメン5人組ってか?」


「なら、やっぱカメラ必要じゃん?赤い汁とんないと♪」


一人が掴んでいた足を放しカメラを探しにいく。


自由になった足が私を動かした。

ワレメを撫で回す男の手を蹴り、男は反動でよろける。

「うっ いってぇ~!!」


よろけたときに後ろの棚にぶつかったのか頭を押さえている。

「この、あまぁ~っ!!!!」

「きゃぁ~っ!!!」


ガタンッと壁に突き飛ばされ肩を打った。


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