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仮面な人たちの恋愛夢小説

第46章 眠らせて下さい。(鎧)

「んっ、ふ…っ」


『っ、んっ…』


先生とベッドに身体を沈めればそのまま唇を重ねていた。


「今日は隣で寝かせて下さい。そしたら、良く眠れる気がします」


『いいわ。光実君がそれで眠れるなら‥』


そっと僕を抱き寄せて頭を撫でる先生に僕は少し照れ臭くて、気付けば無意識に先生の胸に頬を寄せていた。


甘くて、温かい───そんな香りに、僕は本当に良く眠れる気がした。


『おやすみなさい』


先生がそう言う頃にはもう深い眠りについていた僕で、それは先生も同じだった。


月明かりがうっすらと部屋に差し込んでくる中、僕は久しぶりに深い眠りについた。




((隣で)眠らせて下さい。)
(貴女との夢が見られますように)



END

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