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仮面な人たちの恋愛夢小説

第41章 緑の欲望に堕ちて、(0※)

欲望───それは永遠に満たされない底知れぬ恐怖。


欲望───それはメダルに収まらない。


俺は、いつしか別の欲望に目覚め始めていた。


それはあの女との出逢いからだ…。


ある時、俺はいつものように自分のメダルが集まらないことに苛立ち、そこら中を無茶苦茶に荒らしていた。


あの女は刑事だった。
人間は弱い、がしかし、そんな中であの女は違っていた。


震えながら向かってくる周りの警官に対し、あの女だけは微動だにせず立ち向かってくる。


あの女が俺に近付いたとき、警官たちが恐怖に耐えかねて無茶苦茶に拳銃を撃ち始めた。

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