テキストサイズ

仮面な人たちの恋愛夢小説

第34章 マゼンタ色の深愛(D※)

「おいっ、離せ‥っ」


ぱっと離れた彼奴は素早く体勢を変えて、彼奴自身の中へまた俺自身を沈めた。

その瞬間、俺は彼奴の中にまた愛を放った。

疲れきった俺たちは、やや暫く繋がったままでいた。


「風呂、一緒に入り直すか」


頷いて微笑む彼奴からはやはり疲労を見て伺える。

それから俺たちは一緒に風呂に入って身体を洗いっこというのをして、湯船で話をしながら俺はふと呟いた。


「幸せ、だな」


俺の独り言に、俺の好きな彼奴の笑顔が返事をした。

あぁ‥‥俺、今本当に幸せだ。

マゼンタ色の深愛 END















次のページはおまけ


読むか読まないかはアナタしだいです、←


ストーリーメニュー

TOPTOPへ