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仮面な人たちの恋愛夢小説

第32章 甘い愛の果実(鎧※)

「奴を前にしても、こんなにしていたのか…?」


『ちが‥ぅっ』


赤く膨れたその甘そうな果実に触れながら、首筋に唇を這わせて痕が残るくらいに口づけた。


『来て…っ、戒斗っ』


「後悔、するなよ…っ」


女の頬に触れると少し強引に女の中へ俺自身を沈めていく。

その瞬間、女が一筋の涙を流していることに気づいた俺は少し怖くなって問いかけた。


「どうした…?」


『早く、忘れたくて…それなのに、少し後悔している自分がいるの』


か細く答える女。

俺は黙ったまま、そっと女を抱き締めた。


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