
ふたりのカタチ
第3章 マズい
信じらんない!!何て言った!?
料理まずいって?
そりゃあちょっと慌てて作ったし
あんまり上手じゃないけど…でも…
突然の台詞に何も言えなくなってると
真剣だった目がだんだんニヤつきだして
最後にはおなか抱えて
ソファにひっくり返りながら笑い始めた
「あっはっは(笑)ごめん、あやねえ…」
「ど、どういうこと?」
「まずかったら言ってねって、さっき」
「う、うん。言ったけど…おいしくなかったとしても面と向かって言われると…」
「イヤイヤ、すっごく美味しかったですよ♪」
話しながらソファにもう一度きちんと座り直したかずちゃんは、真っ直ぐに私を見てこう言った
「あやねえにハマりそうでマズいって意味です、よ?」
料理まずいって?
そりゃあちょっと慌てて作ったし
あんまり上手じゃないけど…でも…
突然の台詞に何も言えなくなってると
真剣だった目がだんだんニヤつきだして
最後にはおなか抱えて
ソファにひっくり返りながら笑い始めた
「あっはっは(笑)ごめん、あやねえ…」
「ど、どういうこと?」
「まずかったら言ってねって、さっき」
「う、うん。言ったけど…おいしくなかったとしても面と向かって言われると…」
「イヤイヤ、すっごく美味しかったですよ♪」
話しながらソファにもう一度きちんと座り直したかずちゃんは、真っ直ぐに私を見てこう言った
「あやねえにハマりそうでマズいって意味です、よ?」
