
静寂・・・ただ静寂。
語り合う父と息子。
穏やかに光が降り注ぎ、日だまりに憩うようです。
ただ、時折込み上げるためらいや怯えが、終わりの時を刻む病室だと気付かせてしまう・・・
この時間を壊したくなくて、柊は真実を隠したのでしょう。
萌を深く愛したことで初めて知ったであろう父の不器用な愛。
自分の傷ついた心から流れる血の、最後のひと雫を拭うのはやはり父でしかなかった・・・
決して卑怯でも臆病でもなく、いつも父は父であったと・・・
願わくば、この“時”が少しでも長く続いてくれますように。
更新ありがとうございます!
胸が痛いです・・・きっと作者様も・・・