制御不能の失敗…

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のぶ。のサバイバル系ミニ小説４th【第10話】

地下研究所から、資料と監視カメラのテープを押収し、基地へ戻り分析を始めた。

分析した結果、整理した資料とテープから流れを辿ると、ひとりの島民が犠牲となり、人体実験が行われた。

島民は、人間と思えない姿へと変わり果てていた。
目を覚ました島民…いや、化け物は暴走してしまい、研究員をひとり残らず殺害。

監視カメラの映像では、最後の生き残りと見られる研究員が、入り口の扉を開けたものの、そこで力尽きてしまい、化け物が外へと抜け出し、研究員だけでなく島民までもが犠牲に。

結果、実験は制御不能の失敗となり、そこからあの暴走が始まった！

彼の父親率いる、旧特殊部隊が島へ到着したのは、その後日…

到着が早ければ、化け物が目覚めることなく、大量の犠牲者が発生することも回避できた。

そこから、10人の旧特殊部隊とスタントマンの彼、オレの友人４人も犠牲となってしまったが、それでも最悪な事態だけは、回避していた！

もし、そんな事態を迎えたかと思うと、オレや部下たちは全身が青ざめ、震えも止まらなくなった…

研究員たちはそんな最悪な事態を、実際に行おうとしていた！