NEWのぶ。さんの作者ニュース

偽りの強さ…

人の良い部分だけを見ようとすると、それしか見えてこない…

逆に、人の悪い部分だけを見ようとすると、それしか見えてこない…

自分を良くしようとすると、それが裏目に出て自分の立場を悪くする。

自分を良くしたければ、相手を良くすること。


これは、オレが20代だったときの反省点。


オレは涙もろく、チョットしたことですぐ泣くような弱虫なのに、小学時代の同級生と再会したとき、自分を変えたい・成長が認められたいという意識をすればする程裏目に出て、オレは結局イヤなヤツとなってしまった。

その場だと全く気付かないけど、後々自分に跳ね返る。


それだけでなく、目上のひとにも敬語を使わないで、会話をしてた時期もあった。

ホントは弱っちいオレなのに、敬語を使わないことで、自分が強くなれた!





…つもりでいた。



TMレボリューションの西川さんが、敬語を無視する今時の強さ…って歌ってたけど、そんな強さは強さでも、弱さを隠した偽りの強さだと思う。


気が短く、大声で怒鳴ったり暴れたりする人間もいるけど、そういう人間に限って、自分より立場的に弱い相手を選んで、自分が強くなったつもりになり、また自分の立場を良くしようと、相手のいい部分が見えなくなり、悪い部分しか見ようとしない。

そういう人間が会社の上司だと、特に最悪…


昨年のドラマで、地獄先生ぬ~べ~が放送されたけど、最終回が印象的だった!

ドラマの最終回、丸山隆平さんが演じる、ぬ~べ~(先生)が言った台詞で、ただ怒るだけが本当強さじゃない、本当の強さとは守る者がいること!


オレは、この台詞に痺れた!


オレにとって、本当の強さに相応しいと思った相手は、母親だと思った!

母は時に子を守り、いけないことをしたら叱る。

Final Fantasy13でも、母は強し…というセリフがあった。


オレは20代のとき、偽りの強さで自分が強くなったつもりでいたけど、やっぱし母親には適わない…(笑)


もし、また小学時代の同級生と再会することがあれば、反省点を活かして「こんなどうしようもないオレだけど、ありがとう!」と言いたい。


そして、このオレには決して強さなんてないけど、そんなことよりも無理せず素朴でありのままな自分でいること、コレに限る!
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