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こんばんは。

　私がこの作品を思いついたのは、韓流時代劇王と私を見たときでした。

　王の寝所に初めて召される娘を、宦官が寝所まで背負って連れてゆくシーンがありました。

　ドラマでは、娘は無理に側室にされるわけではなく、王と娘は互いに想い合っていたので、この話とは違います。
しかし、宦官の方はひそかに娘を愛していました。
　好きな女を別の男の元に送り届けなければならない宦官の哀しみややるせなさがリアルに伝わってきて、私まで涙してしまったのを憶えています。

　

その美しき宦官は女か、男か？　妖しい魅力に若き国王は迷い、夢中になってゆくが。。