スタントマン通り…

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のぶ。のサバイバル系ミニ小説４th【第12話】

ここは、彼があの化け物こと試作の９０１号鬼と闘いながら、逃走ルートとして通った山道。

オレとスタントマン事務所の所長とで、スタントマン通りと名付けた。

スタントマン通り、今ではこの長い道を訓練の場所として利用したり、また映画の撮影現場としても利用することがある。

今回行う訓練は、あの化け物が量産されたことを想定に、どう立ち向かうのか…

１対１では力の差が離れ過ぎてれてしまうので、チームワークでの闘い方が、重要視される。

もうひとつの訓練は、ポリタンク訓練！(笑)

訓練時のポリタンクは、中身が灯油でなく水となる。
基本的に筋トレのような訓練となり、水の入ったポリタンクをなるべく多く担ぎながら、険しい山道を走る。

今回はそこから更に、爆発訓練も追加。
爆破規模の小さなものを用意したが、水の入ったポリタンクと組み合わせた訓練となる。

この日は、以上３項目の訓練を丸１日中行った。

研究員たちが全滅したとはいえ、研究所が残ってる限り、量産鬼がいつでも作れる可能性は、否定できない…

そんな研究員の意志を継ぐ者が一切いないこと、オレはそう願う！