
 
禁断兄妹
 
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[評価] ★★★★★
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[評価] ★★★★★ 
 グラスが爆ぜた。で、
 『バリィーン!』という効果音が
 萌の身体から聴こえてきたようでした。
 
 そして、二人が想いを通じ合わせ、初めて愛し合った、あの熱帯夜を思い出しました。それが、『再び……』ってことでしょうか。
 
 ここからはもう、多くを語らず。
 物語が終わってしまう寂しい気持ちは置いといて。
 最後までお口をチャックして(笑)。
 ひたすら静かに、禁兄ドラマティックを見守りたいと思います。
 
 残り少ない更新、今日もありがとうございます。
 
 
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[評価] ★★★★★
 あと2週間余りで物語が終わるのは淋しい気持ちもするけど、新年早々、イチから読み直すのもイイかなって思います。ラストまで、あと少し……。更新、楽しみにしてますね🤗 
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[評価] ★★★★★
 何ごともなかったかのような静寂が 
 二人をつつむ
 何ごとかあったからこその今を
 祝福するように…
 
 
 『苦しみは淡く
 喜びは鮮やかになった
 そんな気がする。』
 この言葉がじわりと胸に広がり思わず天を仰ぎました
 すべてを分かち合うとはそういうことなのでしょう
 静かに心乱れることなく語る萌と、痛みに耐え受けとめる柊の姿に溶け合う魂すら感じました
 
 そして声だけながら美弥子さん初め、関わりの深い彼らのそれぞれの笑顔が浮かぶシーンの心憎い演出に唸りながら、憂いをはらったふたりの夜に胸を高鳴らせていますが、さて…
 
 更新ありがとうございます!
 柊とタカシの新たな関係に微笑んでしまいました
 
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[評価] ★★★★★
 疼く胸を宥めるものは 
 果てしない孤独を癒やすものは
 愛
 愛ゆえの夢
 王はそうして ここにいる
 
 嫉妬も怒りも焦れる思いも、柊は乗り越えてきた…
 など胸を撫で下ろすことはありません
 そんなに簡単なものではなかったと私たちは知っていますから
 ただ、7年の時は柊を大きく、深く強くした、萌が父性さえ感じるほどに
 初めて語られるタカシへの複雑な思いに愛の軌跡を重ねなんとも感慨深いです
 同時に敵役として十分すぎるタカシの存在と役割に思いを至すのです
 
 今、負の感情まで共有し合う時間の中、ふたりの何気ない仕草に、溢れる間際の想いを感じています
 時は満ちたでしょうか…
 
 更新ありがとうございます!
 
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[評価] ★★★★★
 静かに寄り添いながら、お互いの胸中を、ポツリポツリと明かしていく、穏やかな二人だけの時間。 
 一見スモールステップだけど。私個人的には……熱を帯びた二人の心は、濃く熱く絡み合っていて、すでにビックステップを踏みつつあるようにも見えちゃいます(笑)
 タカシ先輩への苦い嫉妬心もちゃんと認めつつ、萌に打ち明ける柊は、さすがだなと思いました。そして、柊に嫉妬させるだけでなく、音楽の才能までもを認めさせてしまうタカシ先輩も、すごいなと思いました。
 私は何気に、修斗よりもヒロよりも、タカシ先輩が一番柊を脅かしている人物なんじゃないか……と、勝手に解釈(笑)
 最後に、祝・32回目!素敵な兄妹カップルに乾杯♪
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[評価] ★★★★★
 その胸の 
 揺るがぬものは 愛の信条
 今 少女の想いをいだく しとねともなり…
 
 交わされる言葉が1つ、また1つパズルのピースのようにはまり続け、互いの知らなかった過去が浮かび上がる…
 そんな中柊よりも萌の方が想いを高ぶらせてゆくさまが興味深く、グラスから溢れ出す日の近さを予感します
 けれど随所に感じる柊のゆとり
 以前であれば…と過去の柊と比べてしまいました
 想いというのは熟成するものなのですね
 
 濃密な沈黙、この美しい表現が象徴するふたりの心情にシンクロする心地よさ
 禁兄を読む醍醐味を感じています
 
 ところで、タカシに対する柊の真の感情とは…
 これもまた興味深い!
 
 更新ありがとうございます
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[評価] ★★★★★
 戯れの時は夢のとき 
 心踊り 心はずみ 想い煌めく
 わずかに切なさを秘めながら…
 
 
 この時間はご褒美ですよね!
 巽さんの想いを萌がgiftとして柊に届けたように
 
 そしてそんな光景は萌にシンクロすれば少しくすぐったく、柊に想いを重ねれば萌への愛に身が焦がれ…
 膝の上、触れる背中と胸、ピーマン…
 あの日などを思い出していました
 けれど、萌の独白から立ち昇るもう一つのシーンがあるのです
 それは永遠の愛を誓った海辺で柊が笑ってくれればいい、と萌が呟いたこと
 二人はずっと鏡のようだったのですよね
 
 そんな中萌は心の旅路をどのように語るのでしょう
 
 更新ありがとうございます!
 柊は何処で泣けるのだろう…
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[評価] ★★★★★
 泣いてしまえ 
 悔悟の思いを解き放ち
 泣いてしまえ
 届いた想いにつつまれて
 そして
 見交わす瞳に笑みを映すなら
 ただ 愛だけが残るだろう…
 
 
 以前、男は涙を流さないもの、まして愛する人の前では…と柊の思いが記されたことがありました
 それを思い出しながらふたりを見つめていました
 
 まるで本人よりも悲しげに映る影のような萌
 萌の感覚と感情から細やかに伝わる柊の心情に胸が震えその手法に唸ります
 
 それと意識せず最期の言葉を萌に託す形となった巽さんの魂は、たとえ血は繋がっていなくとも情で繋がっていたさ、と微笑んでいるでしょうか
 
 このシーン終わりの萌の言葉がたまりません…
 
 更新ありがとうございます!
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[評価] ★★★★★
 更新ありがとうございます! 
 
 墓地のシーンから一転!スローリーな流れに「日常最高」と、呟いてしまいます!
 
 萌と柊の2人の会話に――――長いようで短い…でも、確実に二人は成長し、向き合っているんだなぁ…と、つくづく思いました。
 
 記憶が戻るか分からなくても…一途に愛し続けた柊。
 
 記憶が戻ってなお…愛が増した…萌。
 
 この二人を応援してきた私としてはジワッと涙が溢れる良い場面でした。
 
 柊が自分の出生を萌に打ち明け―――未来への不安を隠さず話した所は…かっこ良かった!
 
 これからは、何でも二人で話し合って…分かち合って――――進んでいくんだなと…確信しました!
 
 これからも応援します!
 
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