 
性教育学校
第5章 初えっち
「・・明日の授業は
なに言われるか分かんないけど
力抜いて嫌でも我慢だよ?」
えっちを終え
一緒にお風呂に入っていた
「うん・・・」
不安そうな顔をすると
渓人はハグしてきた
「慣れるまでの辛抱だよ・・
みなみ思ったより大丈夫そうだし」
「そ、それってどーゆう意味?」
あたしは顔をあげる
「処女のわりにいい体だし
セックス上手かったよ(笑)」
「・・・・なにそれ~」
あたしは笑った
「・・・・初めて見た。
お前笑ってたほうがいいよ」
あたしはびっくりした
ここにきて、初めてちゃんと笑った
(渓人って・・無愛想そうだけど
全然そんなことないんだなぁ・・・)
「ん?」
「っあ、な、なんでもないっ」
あたしは今さら照れていた
(なんか・・恥ずかしくなってきた・・)
「け、渓人・・。初めてが渓人で良かったよ
ありがとね・・」
下を向きながら言った
渓人はまた笑い
今度は頭を撫でてくれた
あたしはこの学校で
やっていく自信を初めて持てた
 
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