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ねぇ…

第3章 子猫

部屋に着いてしばらくすると、将太がおやつを運んできてくれた。


『今日は、ケーキか』


「お嬢様あ~んです」


………この子は、またそうやって…


「ほ~ら、お着替えもできないお嬢様には、僕が食べさせてあげますよ」


---ゾクッ…


え?今の何?


体が一瞬ゾクって…


「ほら…あ~ん」


私は、無意識に口を開けてケーキを食べていた


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