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「斉藤の言う通り、幸せは憧れている間だけのものだとしても…いいじゃん」




「何がだよ」




「また大切な人と憧れを探せば、幸せに感じられるんじゃない？」





「…。
ポジティブ野郎…」




「光栄です」





――――――





「ねぇお母さん」




「んー？」




ゆうひはフライパンにあるおかずを、皿に盛りつけていった





「ちょっとね、お願いがあるの」





「どんなー？」





「あのさぁ…―――」
















「え？」



ゆうひは危うく、皿を落としそうになった




「だめ…？」




「え…あ…あたしは…いいと思うけど…」




「ほんとに!?
ありがとう!!」




ちょうど昼食の準備も出来たので、美空は斉藤と小泉を呼びに出ていった