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願わくば、いつまでもこのままで

第6章 告白


俺は聞きたくなかった。

園田の話なんて。








話がある

と、園田に言われたとき

俺は1つ想像した。



真剣な面持ちで話があると言われたら
漫画だったら話の内容は1つだけ。


でも、ありえないんだ
そんなこと


俺と園田はただの大学の友人で

これからもそれだけの関係でいたいんだ。


だいいち
園田が俺にそんな感情を抱くはずがない。



だから違う。違うはず……。





聞きたくないけど、今更断れない。


俺は園田のいる公園の中に足を進めた。




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