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刑事とJK

第83章 仲間








「すいません、お義父さん…いきなりお呼びして」





藤野は源十郎に向かってペコペコ頭を下げた





「気にするな、藤野君は私の恩人だからな…
それに、少しは体を動かさんと鈍ってしまうわ」




源十郎はゆっくりと腕を回した





「真理子も…危険な目に合わせてゴメン…」



「何言ってるの、ダーリンのためなら何だって出来ちゃうわ♪」





真理子は藤野のほっぺにキスをした




長谷川は、そんな藤野の肩を叩いた




「この人たちが、お前の中で最強なのか?」



「はい!!」



藤野は、長谷川に頼まれていたのだ



護衛が出来るような、武道の達人を連れてこい、と






「よし、じゃあこれで揃ったな…
はじめましての方もいますね、
俺は長谷川といいます」




長谷川はお辞儀した


周りにいたメンバーもつられてお辞儀する







「話はだいたい聞いたかと思いますので、省略させてもらいます。
ただ、これは言わせてもらいたい…
この日本の未来は、皆さんの手に掛かっている」



!!!!



日本の未来…


大袈裟な台詞ではあるが、現実は冗談で済ますことのできないレベルだ





「今から言うこと…しっかり実行に移してください」














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