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刑事とJK

第80章 終わりへの始まり






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家に着いた頃には11時を回っていた


さすがにもうゆうひは寝てるだろうと思い、静かに家の中に入った



すると、眠そうに目を擦りながらゆうひが出てきた





『…ぉかえり…』




「わりぃ、起こしちまったか…?」



『ぅぅん…大丈夫…』




頭をフラフラさせながら壁にもたれ掛かる


無理しなくていいってのに…






ゆうひの背中を押して、ベッドまで連れていく


ゆうひの手はキュッと斉藤の袖口を掴み、後ろをついて来る





…かわいいな…///





「ほら、もう寝とけ」


『さいとーも…早く寝ょ…』




半分目が閉じている





「風呂入ってくっから」



『早く上がってきてょ…?』



「わかったわかった」




ゆうひはゴソゴソと布団に入り、
ほんの数秒で眠ってしまった





「…///」







ちゅ







「おやすみ」









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