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刑事とJK

第79章 刑事危機







斉藤はゆうひの髪を上げ、見えた耳にキスをする





『だっ…から、耳はダメ…///』




「ダメじゃない///」




ペロペロと舐めてくる舌


もう我慢するので精一杯だ





『ぅ…ふぅ…///』



斉藤は耳から離れた



『?///』



体を下にずらし、ゆうひのお腹に顔をくっつけた





『…斉藤?///』



「…だめな父ちゃんで…ごめんなぁ…」





『だめじゃないよ
かっこいいお父さんだよ?』



「…ありがとう」




ゆうひは優しく、斉藤を抱きしめた











―――――――――――








「まずは、この写真の撮影場所だな」




南は写真を机に並べた



「吉川、場所を特定できるか?」


「あいあい、任せな。
これくらいお手の物っ」


吉川は写真を手に取った



「この写真、"スナック桃枝"って看板が写ってますよ?」




「"スナック桃枝"って、確か東区に無かったか?」



「はいはい、スナック桃枝…ねー…」






吉川はパチパチッとキーボードを打った






「ここかな」




パソコンの画面上には地図

続いて吉川はマウスを操作して、
何やらよくわからない分析図を出した





「ほー…どうやら犯人さんは、
スナック桃枝の向かいにある、古いビジネスホテルの2階から
この写真を撮ったみたいだな」




「その撮った写真に、怪しい男と斉藤を合成させたのか…」



「多分な」







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