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BL~中編・長編集~

第12章 ~こんどこそ一緒に~

「久しぶりだな。」

「そうだな。」

ここ一週間いろんなことが変わりすぎたせいか、シバの姿を見て安心した。

「なんか、お前すごい噂になってんぞ?」

「・・・だろうな。」

あのシロといるのだ。

噂にならないわけがない。

「なんでシロとからむようになったんだ?」

「まあ、いろいろと・・・・」

俺が、中庭でシロに恋愛について助言したから。

なんて、絶対言えない。

「ふーん・・・ま、いいけど。」

シバはつまらなさそうにそう言うと、いつもの悪戯っぽい笑みを浮かべた。

「それより・・・今日もさ、テストあるよな。」

「あぁ。 やるか?」

いつものようなやりとりをしていると、シロが首を突っ込んできた。

「なにを?」

「「・・・・・」」

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