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BL~中編・長編集~

第6章 ~幸せの絶頂です!!~

「先輩!!!」

崇が僕を引き留める声が聞こえたけど、僕は振り返りもせず、走り続けた。

「穣!?」

「穣君!!?」

走っている途中、海斗と優太君に会ったけど、僕は立ち止まることなく全力で駆け抜けた。

「ふっ・・・ぅ・・」

なんで・・・あんな・・・・

「崇っ・・・」

どうして? どうしてなの?

「うぅ・・・ッ・・・・」

気づくと、近所の公園にいた。

幸い、誰もいない。

「・・っ・・・」

僕が更衣室を覗いた時、崇はあの兼元君とキスしてた・・・

「バカっ・・・・」

なんで? どうして?
僕、なにか嫌われるようなことした?

「わかっ・・・ないよ・・・ッ・・」

ベンチに座り、一人泣いていると、声をかけられた。

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