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恋心

第14章 恋心

彼女が、帰る瞬間が嫌いだ
僕は、ずっと怯える


「ねぇ。次はいつ会えるの?」

僕は聞いた…

彼女は、すかさず

「段取り組んだら連絡するねっ」と

パウダールームから出てきて
僕にキスをした。軽く甘いフレンチキスだ。

彼女は、着替えながら
ニュースを観て
眼鏡をかけなおした。


鞄を手に持った時に
僕は、彼女の手をとり


「愛してる」と呟いた

彼女は、僕の腰に手を伸ばし

「もうすぐ、貴方と一緒になれるから
それまで待っていてね。私は、貴方を愛してるし手離したくないから…」


と言い残し
手をあげて
僕を残し玄関から外へ
出ていった…

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