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放課後になると部活に顔を出した


『真依ちゃん!』



そうあたしの名前を呼び可愛い走り方でこちらへ理香ちゃんが寄ってきた


『理香ちゃん…』


『こないだ大丈夫だった?』



優しい理香ちゃん


『真依ちゃん?』


『あっ‥あ…うん!』



『そっかぁ♪良かったね!もうすぐ大会だし』

そうなんだよね大会…

恋のことばかり考えてらんないよね


『あっそうだ!あたし悠太君に告ろうとおもうんだよねぇ』


『えっ……』


『応援してくれる?』


応援?


したくない


だいたいあたしが応援しようがしまいが答えは決まっている


『あたしなんか応援しなくても大丈夫だよ』



『そうかなぁ悠太君の好きな人は真依ちゃんぽいんだよね』




『それはないよ!』



ないよ絶対ない


『そうかな?』

『そうだよ!ほら部活始まったよやろう』