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先輩+私=××

第10章 真実

「祐一先輩って料理上手ですね」


「まぁな、ほら早く食べて早く寝る」


「…寝るまで一緒にいてくれるんですか?」


「当たり前だ」


「ニコッ…ありがとうございます」


本当に祐一先輩は私には勿体無い彼氏だと…改めて思いました。













カチャッと涼風がレンゲを器に置く

「フゥー…ごちそうさまでした。美味しかったです。」


「それは良かった」


祐一先輩が器をキッチンまで運んでくれる


「何から何までさせて、ごめんね…」


「いいよ。大事な彼女のためなんだから看病くらいするよ」


「フフッ…じゃあ祐一先輩が病気になったら看病しますね」


「その時は頼むよ」


「はいっ!!」



ガチャッ

「ただいま〜」


「っ!!パパ、お帰りなさい♪」


涼風は玄関へと走っていく

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