
°・キミとのHな365日・°・
第3章 Ⅲ
割れた皿の残骸の中で、作倉さんとマスターが睨み合ってて嫌でも目に入る血に濡れられガラス…
それはマスターの左裾が赤くなってた…
「え……マスタァァァアッ!!!!!」
私は無理やりマスターと作倉さんをはがして作倉さんを睨んだ
「朱那ちゃん…」
「マスターになにしてるんですかっ!!??」
ガタリ…
奥から何かが落ちる音がした
「……っ紫龍さん!!」
私は紫龍さんの胸ぐらを掴んで叫びだした
「…なんで…なんでマスターを襲ったんですか!!??」
紫龍さんは冷ややかな目をマスターを向けたと思ったら私に向けた
「別に……ただ気にくわなかっただけだ」
「そんな事でっ……出て行って…」
私の事を本当の妹みたいに可愛がってくれた…大切な家族なのにっ
「私たちの前にもぅ現れないで…」
「朱…」
「出てって!!!!」
キイっと音が鳴ったと思ったら紫龍さんが出て行った
「朱那ちゃん…これには深いワケが…」
作倉さんが私に話しかけようとしたが私は聞こうとしなかった
「作倉さんも…出てってください…」
