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カレとワタシと100の嘘

第10章 救い

大樹も海斗も私も、

サイト内の同じコミュニティに参加していたので、

大樹は海斗の事を知っていた。



むしろ大樹は海斗の事を嫌っていた。



私はそれを聞くのが辛かった。

心のどこかではまだ海斗に気持ちがあったのだろう。



大樹はそれも見抜いていたのかもしれない。

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