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カレとワタシと100の嘘

第5章 turning point

二度と海斗の声が聞けない。


関わってはいけない。


海斗の家庭を壊す訳にはいかない。



私は自分が母親であるということを忘れ、

毎晩声を殺して泣いた。



涙は止まることを知らず、

眠れぬ夜が続いた。

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