
トライデント
第6章 ハーデス覚醒
「もともとわしらは一つの村落にすんでおった。しかし西の奴らは大きくなってきた村を二つにしようと提案。村を二分化したが、いかんせんこちらの環境は悪かった。奴らは仕事と家庭が苦手な組み合わせを全部こちらに分配させたんだ。ただ、仕事ができないだけでこれほどの差がでるのだ。ワシは取引を何度か行っていた、元は同じ村同士、取引も応じてくれると思った。」
ハーデス「ダメだったのか…。」
「そう、もはやこちらで食料はとれん。そしてわかった。奴らは最初から仕事のできないわしらを退けたかったのだと。怒ったわしらは奴らを脅し、取引に応じないと村を焼き払うといった。そして、最終的に焼き払う結果となっただけじゃ。」
ハーデスは考えた。
ハーデス「しかし、西の村を焼いたら取引はもうできない!どうするんだ!?」
