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トライデント

第6章 ハーデス覚醒



村が燃えている。



火傷を負った村人にきいてみる。




「向こうに住む集落のヤツらが取引に応じなかっただけで、村を燃やしたんじゃ。食料も家も燃えてしもうておる。」




逃げ惑う村人と、必死で火を消す村人。




ハーデス「せっかく発展していたのに。」





「きゃああああ!」



ハーデスがみると、燃えている家に男が水を被り突っ込もうとしている。




ハーデス「おい、よせ!やめるんだ!」





「娘がいるんだあ!!うおおお!!」





男は突っ込んでいき、そして二度と戻ってはこなかった。

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