大好きの意味
第6章 いきなりの告白
「違うの…」
「え?……」
「私、翔ちゃんの事…」
「………」
「私、友達としてじゃなくて…」
「………」
「大好きなんです。」
「……桃、ちゃん?」
私の背中に冷や汗が流れた。
ドサッ
固まっていた私を桃ちゃんは押し倒した。
「初めて会った時に一目惚れして、ずっと見てました。」
「………」
「クラスの男子が抱き付いた理由、私わかりますよ!!」
「……え?」
桃ちゃんは仰向けに倒れた私の上に跨がり、必死で喋っていた。
「翔ちゃんあの時、甘い香りがした」
「………?」
「…パンツ濡らしてたでしょ?」
「!?」
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