同居人
第5章 それぞれの相手
って…私
何思ってんの!!
「なーちゃん、帰ろ」
優が私の手を引いた
「じゃあ、またね相澤さん」
「はーい!!楽しみにしてまーす」
…良かった。
そんなに時間
かからなかったから
優も機嫌良いみたい。
「優、今日はありがとね」
「うん。俺なーちゃんのために頑張った」
「そういうこと自分で言わない」
「だってなーちゃんが褒めてくれないから」
「ありがと、って言ったじゃん」
「俺は褒めてほしいのー」
「偉い偉い。…はい部屋入って」
「はーい」
優を部屋に入れてから
私も入った。
「優ー?結局今日どこか行くの?」
「うん。なーちゃん着替えてから行こうと思って」
「どこ行くの?」
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