ガーディスト~続編~
第2章 死んでもストーカーする男(後編)
潤が腰を振ると、次第にグチュグチュといやらしい音が部屋中に響いた。
苦痛に歪んでいた綾の表情も、艶めかしい表情に変わっていく。
「あ、あ、……イク!!」
腰を強く打ち付けると、潤は綾の最奥に液を流し込んだ。
「やっ…ちょっと!! なんで中で出すのよ!?」
慌てる綾に、グッタリと覆い被さる潤。
「あ?この前した時出していいって言ったじゃん」
「は?そんなこと言ってないわよ!!」
「ピル飲んでるから大丈夫だって」
「ピル?飲んでないわよ!!」
「………は?」
「…あんた、誰と間違えてるのよ」
綾と潤はお互い見つめたまま止まった。
「いや、間違えてねぇって!! この間したじゃねぇか、ここで!!」
「この間って、いつよ!?」
「二週間前の水曜日…」
「……は?あの日は残業で遅くなるから会えないって言ったわよね?」
「嘘言うなよ、部屋で待ってたらお前帰ってきたじゃねーか」
「……」
「マジで覚えてねーのか?」
「…どいて、洗わなきゃ」
綾は眉間に皺を寄せながら、浴室に向かった。
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える