テキストサイズ

ガーディスト~続編~

第5章 ハロウィンの夜に(前編)

「柊哉くんと春陽ちゃんか。お兄さんは白石護って言うんだ。護兄ちゃんって、呼んでくれな!」



護はニカッと笑った。



「んで、ボディーガードっていうのはな、危険な目に合ってる人を助ける、いわば正義のヒーローみたいなもんなんだよ♪」



「正義のヒーロー!? 仮○ライダーみたいな?」



「そうそう♪」



(いやいや、ちょっと違うだろ!!)



3人のやりとりを見て、心の中で突っ込む美夏。



「柊哉くんは、仮○ライダー好きか?」



「前は好きだったけど、今はワ○ピースかな。強くてかっこいいゾロが好きなんだ!」



「そっかぁ~、ゾロかっこいいもんな!でも護兄ちゃんも強いんだぞ~」



「マジで?じゃあ僕と勝負しよ!」



柊哉はワクワクしながら、護の腕を引っ張った。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ