
ドエロイBL集!色んな所でやっちゃって・・・・
第19章 ツンデレ『涼雅』の場合・・・③すれ違い編
斗真の話で落ち込んでる自分がいた。
勇次・・・
なんで避けてんの?
わかんねぇよ・・・
その日の夜。
俺は勇次に電話をかけた。
『はい。』
「勇次。俺、涼雅。」
『あぁ・・・何?』
「今週の日曜日、会えねぇ?」
『・・・・・わかった。
用事それだけ?』
「あ・・・あぁ・・」
『んじゃ・・切るな。』
たったそれだけの会話で電話は終わった。
「なんだよ・・・俺が電話したの・・・迷惑だったのかよ・・・
そんなに素っ気なくしなくてもいいじゃんかよ・・・」
涙がでた。
普段めったに泣かない涼雅の目から大粒の涙が溢れていた。
涼雅はツキツキと痛む胸を抑え小さな声で泣いた。
