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「そーいやさ、先輩っていつ来んの？もう９時回ったけど。」







ゲッッッ！！！！！

言い訳したの忘れてた。




「あ・・・さっきメール入ってさ・・今日はやめとくって。」


「ふーん。」



バレてる？よな・・・。
下手な言い訳したなぁ・・・。


まぁいいや、
響に嫌われようが俺には関係ない！！



「そんなことより風呂、入れば？
俺、明日出るの早いからもうすぐ寝るよ。」


「はいはい。」




響が風呂の行った所を見計らって、俺は彼女にメールを送った。


『今日は帰るの遅くなってゴメンネ？うちの兄貴来ててびっくりしたでしょ？
明日には帰るらしいから、明日学校終わったらうちに来なよ！』



今日はホントは彼女とラブラブしてたはずだったのに、クソ響のせいで台無しだ。


ピロロン！


「おっ！返信早！どれどれ・・・」



『Re　智君へ。

今日は先に帰っちゃってごめん。
響くんに話し聞いたよ。
最初はびっくりしたけど
私、応援するから！
ホントはまだ智くんの事好きだけど諦めます。
今までありがとう。
みんなにはもちろん内緒にするから。安心してね！
じゃぁおやすみなさい。』







ん？


んんんん？？？？？？




応援ってなにを？

諦めるって誰を？





俺は何がなんだか分からずパニック状態。





「智～でたよ～！
あれ？彼女からメール？」


「あ、あぁ。
なぁ・・・響なんかあいつに言った？」


「言ったっちゃ言ったかなぁ・・・」


フフンと鼻で笑っている響。



「何言ったんだよ？」





「あ～～～～











智は俺のモンだから諦めなって。
そう言っただけだけど？」






「はい？？」



俺のもんって何？

俺、響のもんになった覚えないですけど・・・

ってか、

おもいっきし誤解してんじゃん。

さっきの応援してるって

『ホモってこと気にしないで、
響くんと仲良く頑張って！応援してるから！エヘッ！』

って事か！？





「ひ～び～き～！！！！！」


「何怒ってんの？
だって俺ら双子じゃん！
俺と智は一心同体じゃん！？」


「変な誤解を招く様な事言うな！！あいつ勘違いしちゃってんじゃん！
すぐ電話して誤解とかなきゃ・・・」