チャラいギャルはどこまでも??
第1章 日常
…んあ?
頭の中で何度もリピートされる。
″…莉架、お前の処女、″
″……俺がもらうわ″
「先輩何言ってんすかっ!!?」
「反応おっそ(笑)
1分くらい経ってんぞ?(笑)」
…信じらんない
立蔵先輩は、そんなこという人じゃなかったのに…
処女奪ってやる?
処女…じゃ、なくなりたいけど
さすがにいくらあたしがチャラくても条件飲み込むにはだいぶ悩む。
「つーか、高2で処女って重くね?」
…あ?
「結構みんなヤッてると思うけど。
処女とかだっせー(笑)」
カチーン。
はいキレました。
元ヤンでますよあたし!?
「べ、別にいいっすよ奪っても!」
先輩は、ニヤッと不適に笑って
あたしはついて出た言葉を辿るように口を手で覆った。
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