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先生に恋をした。

第2章 2

「先生の声ってさ、脳に直接くるよね」

「え?」

「今日のテスト終わり、ぎゃーぎゃー言ってたけどさ、僕あれで頭痛がしたんですよ。
そんなんじゃモテないっしょ。
だからさみしく一人でこういうもん
食ってるんでしょ」


僕はバーコードを通しながら
嫌味ったらしく言ってやった。


「・・・」


あれ、吉野が黙った。



え、え。

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