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君と僕。

第12章 弟









「あっ」




私と目が合った時、確かに嶺の弟はそう言った





私が、呆然としていると





「あ、こいつ俺の弟の華坂歩。女にすぐ出すから、結構手、やいてんだ」




「ども、美音ちゃん♪」




「あ…、そっか。だからすごく似てるんだ……」




二人はまるで鏡みたいにそっくりだった。違うと言えば目の色だけかな…?



とにかくそっくり


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