
俺はもう、
第3章 *宣戦布告..
「はい、どーぞ。」
「あ、ありがと・・!」
テーブルに飲み物を置くと、ベッドを背もたれに隣に座った翔太に玲奈はビクッと反応した。
「大丈夫?笑」
「え、なにが・・・?」
「俺のこと、怖い?」
河野くんが怖いんじゃない。
初めての行為が怖いだけ。
「なに言って・・・
怖いわけないじゃん!」
「じゃあ、ちょっと試してもいい?」
「え?」
ぎゅっと抱きしめられて、あまりに突然のことに固まった。
「俺のこと怖くないんでしょ?
それなら、受け入れてくれるよね?」
「っ・・・!!!」
首筋をちゅーっと吸われると、初めての感覚に背中がゾゾゾッと凍りつく。
河野くんの慣れたペースについていけず、スルッとトップスの中に手を入れられて胸の膨らみを包み揉む。
「待っ・・て・・・!」
「すごい柔らかい。」
強引に塞がれた唇。
優しく揉まれる胸の膨らみ。
何もかもが初めてで思考回路が停止する。
