テキストサイズ

リンクの恋説ムジュラの利用

第8章 クリミア編最終話 貞操


もう深夜になっていただろうか。


秘境は星の光に照らされて綺麗だった。



クリミアさんと俺は沈黙しながら星を見て寝転がっていた。



「クリミアさん、カーフェイのこと、心配じゃないの?」


俺はクリミアさんに聞いた。


「彼は行方不明になった。アンジュを残してね。もういいの、あの月が全てを終わらせてくれるわ。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ