妹=肉体奴隷。
第8章 野乃花とお兄ちゃん。
その姿を見て、
すこし首をかしげてから、
お兄ちゃんを見上げる。
お兄ちゃんはすこし
悩ましい顔をして野乃花が
走っていった廊下を
ずっと眺めていた。
理「あ…あの、
お兄ちゃん?大丈夫?」
幸「えっ、あ、うん。
よし、帰るか。
今日は理衣子には、
…言わないでおくか笑」
そう言いながら私の
手を握るお兄ちゃん。
お兄ちゃんにとっては
普通かもしれないけど、
私にとっては、
こんなササイなことが、
肉体奴隷として体を重ねるよりも、何倍もドキドキして嬉しいことなんだよ。
2人で手を握り合い、
笑顔で帰ることが、
すごく幸せなことなんだよ。
お兄ちゃん…大好き。
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