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時間の恋 上

第1章 高校出会い

いったぁ…

もう…!

これだからいやなのよ!

そう…
毎朝和兄の女子ファンが
集まってくるのだ…


だからこの集団が
私は苦手なのだ…

遅くに登校するのも
これをなるべく
和兄と会わないように
さけているのもこのことなのだ…


ったく…

集団達も
相変わらず飽きないで
毎朝よくこんなことできるなぁ…

ブツブツ小言を
言いながら
学校へ入ろうとした時

ドサッ!
う…重ッ

『優香!!!おっはよん!!☆彡』


この声は…

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