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「…………で？」

「『で？』ってひどいな！スクランブルとか目玉焼きじゃないぞ？丸めるやつだぞ？すごくね？」

「うん、凄い」

「いや、だから棒読みやめて」

「だって、興味ない」

「美椰の一言が胸の奥に突き刺さる」

「貫通して穴空いちまえ」

「俺の妹がひどい」

「黙れ。金髪猿」

「もういい！美椰には絶対俺の玉子焼き食べさせねぇからな！」

「それは、心から感謝言わなければ」

「ううっ。美椰マジでひどいな」

「どーも」

「心ここにあらずって感じ？」

「？……あるけど」

「そか。じゃぁ」

そー言って美織は襖を閉めた。


……朝から騒がしいやつ。